局所的数的優位

さて、戦友Nekojima氏から、
「味方前衛が突撃時、こちらの後衛に敵複数機が接敵したらどうするか」
との、お題をいただいたので、考えて見ることにする。


とりあえず、そのような状況が発生するパターンを考えてみよう。


・敵前衛と味方前衛がお互いを無視して敵後衛に突撃した場合。
・敵の挟撃を受けた場合。


この二つが考えられる。



少々話はずれるが、我々のBGの中で、アサルトの死亡率が、なぜ高いか考えて見よう。
けっして、アサルト諸氏がヘボだと言っているわけではない。
そこには理由があるのだ。
我々のアサルトはとても優秀だと思う。
なぜなら、
突撃と言えば我先に敵本陣に向かい、撤退と言えば即座に帰ってくる。
その上で、敵一機を集中的に狙うこともしているようだ。
そして、修理に戻るタイミングの見極めも、しっかり出来ているようだ。
さらに、援護を求めればすぐに駆けつけ、敵を追い払ってくれる。
それでも、そんな優秀なアサルト達であるにもかかわらす、真っ先に被害が出るのはアサルトであることが多い。


なぜか。


答えは「突撃するから」である。


そもそも、我々のBGのアサルトは3機とやや少ない。 *1
そのうちの1機が修理にもどった瞬間に、撃墜されるわけだ。
それはなぜか。
敵後衛は最低でもメカ2機。
その上で、ミサイラーもいるだろう。
また、修理に戻ったアサルトもいるはずだ。
そうなれば、前衛に残った2機は倍以上の数を相手にせねばならない。
落とされるなと言うほうがムリというものだ。



逆に考えれば、敵前衛が複数機こちらの後衛に来た場合はというと、対処は簡単である。
アサルトに戻ってきてもらえばいいのだ。


が。


よーく考えて欲しい。
我々はアサルトが少ない。
裏を返せば、後衛が多いということである。
俺、ゴザ、TC、エメ。
スナイパーのサツネとコムスのケンジーも入れれば6機。
6対2なら、敵アサルトと後衛の接近戦能力の差を考えても追い返せる。
上手く行けば撃墜できるだろう。


3以上の場合は、味方アサルトに戻ってきてもらい殲滅するべきだろう。

ただし。
敵レコンを撃墜しており、敵ミサイラーがこちらに攻撃出来ないことが前提である。
なぜなら、ミサイラーが攻撃をしてくるということは、敵のアサルトがその場にいることとなんら変わりがないからだ。
よって、敵レコンの破壊は敵メカニック破壊よりも重要なことがわかる。


なにを言わんとしてるかというと、だ。
敵と味方、どちらがどれだけ火力を一点に集中できるか。
つまりは、敵戦力の分断を考え、こちらの戦力が分断されないようにすればいいのだ。
一番簡単な分断方法が、敵レコンの撃破である。
これで敵ミサイラーと敵アサルトを分断できる。 *2


また、スナイパーは単独で、前線を離れた位置からサポートできる。
これの排除も優先的に行うべきであろう。
スナイパーは腕を破壊すれば、一時的とはいえ無力化出来るのは誰もが知っている。 *3
その時間があれば、他の機体を1機落とせるはずだ。


短時間でもいい、その場所だけでもいい、とにかく火点の数の優位を確保すれば、敵の数を減らせるのも時間の問題というわけだ。


それが我々が10人相手に勝てる理由でもあり、レコミサに負ける理由でもあると思われる。
そして、野良BGで「突撃BG」や「レコミサBG」が強い理由もここにある。



これで、Nekojima氏のお題も解決出来たと思われる。


接敵するであろう敵前衛が、後衛の対処出来る数を超えていると感じたら、即座に前衛に戻ってもらう。
何機まで対処できるかは後衛の腕の見せ所ではあるが、単純に3分の1を超えたら危険であろう。


挟撃の場合、数の少ない、あるいは敵メカニックに遠い方をまず対処する。
とりあえず、アサルトとメカニックが敵本隊の相手をし、その間に残りの部隊、つまり瞬間火力にあふれたミサイラーとスナイパーがそいつらを倒してしまえばいい。


こんなところで、答えになっただろうか?

*1:俺とサツネがレコンとスナイパーになったことで、減ってしまった。

*2:逆にそれが出来ていない状態で、敵前衛複数が味方後衛まで侵入してきたら、前衛の少ない我々は殲滅されてしまう。

*3:腕破壊の修理にどれだけ時間がかかるかは、メカを体験した人間ならすぐ理解出来ると思う。